2016年10月25日
おひとり様で大菩薩
~ プチプチ丸鍋会 ~

「雨予報の今週末、ボクら丸川るけど?」
大好きな山友達から嬉しい楽しいメールが来た。
半日くらい答えは待ってもらったか?
しかし心の中では即答していた。
「もちろん行く!!!」
丸川る=大菩薩の丸川峠にある山小屋に行くこと
とにもかくにも雨予報なのである。雨だから丸川峠。これはかなりアリな選択だ。
だって柳沢峠から丸川峠は標高差200m位をコースタイム2時間位かけて樹林帯ダラダラ歩く優しい道なのだ。
しかし、11時には雨が上がる予定だ。雨雲レーダーによるとね。
それならば、あたしゃ久々のおひとり様山行で上日川から山頂経由で丸川ろうじゃないの。
裂石から歩く選択を取らないのは、翌日の晴れ予報を信じて二日目は稜線歩きがしたかったから。
それと肝心なのは、登りが一時間で済むからだ!(笑)
宴会山行だから重たいんだよ。丸鍋も持っていかにゃいかんしね。
(「丸鍋持っていくの~?重たいしな~」と結構ゴネてみたが華麗にスルーされてたし、だってあんた、丸鍋会だし。)
あぁ、ろくに歩いてないし重たいものも持っていないお嬢様みたいな最近のワタクシ。
無事に丸川荘までたどり着けるんだろうか・・・・。
荷は重いが、小気味よく高度を上げてゆく唐松尾根。あぁ、しかしきっつい!!

「雨予報の今週末、ボクら丸川るけど?」
大好きな山友達から嬉しい楽しいメールが来た。
半日くらい答えは待ってもらったか?
しかし心の中では即答していた。
「もちろん行く!!!」
丸川る=大菩薩の丸川峠にある山小屋に行くこと
とにもかくにも雨予報なのである。雨だから丸川峠。これはかなりアリな選択だ。
だって柳沢峠から丸川峠は標高差200m位をコースタイム2時間位かけて樹林帯ダラダラ歩く優しい道なのだ。
しかし、11時には雨が上がる予定だ。雨雲レーダーによるとね。
それならば、あたしゃ久々のおひとり様山行で上日川から山頂経由で丸川ろうじゃないの。
裂石から歩く選択を取らないのは、翌日の晴れ予報を信じて二日目は稜線歩きがしたかったから。
それと肝心なのは、登りが一時間で済むからだ!(笑)
宴会山行だから重たいんだよ。丸鍋も持っていかにゃいかんしね。
(「丸鍋持っていくの~?重たいしな~」と結構ゴネてみたが華麗にスルーされてたし、だってあんた、丸鍋会だし。)
あぁ、ろくに歩いてないし重たいものも持っていないお嬢様みたいな最近のワタクシ。
無事に丸川荘までたどり着けるんだろうか・・・・。
荷は重いが、小気味よく高度を上げてゆく唐松尾根。あぁ、しかしきっつい!!
キツすぎだけど、ガスにまみれていた歩きだしから一転、雲が切れ出して素晴らしい事に成りつつある周辺。

これは期待大!雨上がりで雲が切れる瞬間の山って素晴らしいんだもの!
うわ~~~!!なんも見えなかったさっきなのに・・・。もうすでに甲府盆地に南アルプスが!

素晴らしや素晴らしや。

これは期待大!雨上がりで雲が切れる瞬間の山って素晴らしいんだもの!
うわ~~~!!なんも見えなかったさっきなのに・・・。もうすでに甲府盆地に南アルプスが!

素晴らしや素晴らしや。
唐松尾根の終盤の急登は休み休み、いや随所随所立ち止まり、眺めを堪能しながら!

もう、案外くたびれて、荷物重たいと一人ごちて、雷岩までたどり着いたら何やら先人達が騒がしい。

ぎょぎょ!キツネである。

もう、案外くたびれて、荷物重たいと一人ごちて、雷岩までたどり着いたら何やら先人達が騒がしい。

ぎょぎょ!キツネである。
そいえば丸川荘の只木さんのブログに載ってたなぁ。本当にこんな近くまで寄ってくるんだなぁ。
雷岩の広場をグルグルと大きく何周も回って、人もカメラも携帯も怖がらず、グルグル回り続けるキツネ。

おかげ様で富士山と狐と湖と紅葉いうあまりに珍しいシチュエーションの一枚が撮れましたが。(笑)
さて休憩もそこそこ、丸川荘へ急ぎましょうか。大体稜線に出たらすげぇ風で超寒いし。

おかげ様で富士山と狐と湖と紅葉いうあまりに珍しいシチュエーションの一枚が撮れましたが。(笑)
さて休憩もそこそこ、丸川荘へ急ぎましょうか。大体稜線に出たらすげぇ風で超寒いし。
峠経由で来なくてよかった。この日の稜線歩きは厳しかった。

う~~ん、それにしても雨上がりのこのクリアな眺めは最高でござる♪
大菩薩嶺を過ぎて、仲間に連絡。大体の到着予定時刻を伝えて、丸川荘へ歩き出す。
同じくらいの到着か、もしくはあちら組が早いか。

ピンポーン!LINEのチャイムが鳴る。

ピンポーン!LINEのチャイムが鳴る。
仲間の一人がちょっと足捻ったからゆっくり行くね~。と。
捻挫はキツかろう。あまりに無理ならおそらく引き返すはず。
捻挫はキツかろう。あまりに無理ならおそらく引き返すはず。
とりあえず、急いで下って行けるとこまで迎えに行ってみよう。
荷が重いので小走りにもならんが、ちょっと急ぎ足くらいで丸川荘まで高度下げる。

朝の雨を見ているから、私って何だかすごい晴れ女?的な錯覚なぐらいのハッキリクッキリ富士山である

またも晴れ女錯覚を思わせる南アルプスの眺め

思わず「ただいま!」と、言いたくなるこの丸川峠。ふわふわモフモフ柔らかい風の谷。

小屋に入り事情を説明して荷物を置き、すぐに仲間を迎えに行ってくると告げると、
小屋主の只木さんが小屋のお手伝いで上がってこられてるスエザワ旦那さんも一緒に行きなさいと言ってくれる。
いやいや、申し訳ないし荷物持つだけだし大丈夫だと言うが
いやいや、申し訳ないし荷物持つだけだし大丈夫だと言うが
只木さんはそれでも何もなければそれでいいからと。
スエザワさんは週末丸川荘のお手伝いにいらしてる麓にお住まいの御夫婦です。
スエザワさんは週末丸川荘のお手伝いにいらしてる麓にお住まいの御夫婦です。
去年はまだお手伝いではなかったのですが昨年の丸鍋会の時もいらしていてお話しています。

スエザワ旦那さんと二人で柳沢峠の方へ足を進める。
そんなに酷くなっていないことを願いながら歩くけど、
ほんの5分でも歩いたら出会えるかと思っていたのに、
歩いても歩いても向こうから来る仲間の姿が見えない。
ちょっと焦って、ますます心配になる。
1km以上歩いた。
前にヨメのザック、後ろに自分のザックをつけたWザック友人が見えた。やっと出逢えた。
行きの重い荷物の唐松尾根の登り1時間より、空身の平坦なここまでの20分の方が気持ち的によっぽど長く感じた。
スエザワ旦那さんと嬉しくてホッとした。
スエザワ旦那さんが間髪入れずに友人のヨメザックをヒョイと担いでくれる。
アタシの手が出る間もなかった。
そこからWザック友人とスエザワ旦那さんと三人で、足捻りヨメと共に一緒に歩いてくる友人たちをずいぶん待った。
登山道の向こうに姿が見えてからここまで到着するまでずいぶんかかる。
近くに来てから納得だ。見た感じではかなり大変そうなのだ。
ただ、冗談も言えるし、笑えるし、元気っちゃぁ元気な本人。
よかった。顔見てまたホッとした。
よかった。顔見てまたホッとした。
とりあえず小屋まで頑張ろ!
只木さんが心配しながらも暖かく迎えてくれる丸川荘に無事到着

まぁ、この後から夜まではつつがなく楽しい一夜があっという間に過ぎてゆき、
翌日も色々大変ではあったのだけれども、
全ては只木さんとスエザワさん御夫婦によって穏便に色々な事が運ばれました。
もうね、姉さんも言ってるけど、丸川荘に足向けて寝れないです。
うちからだと常に北西に頭向けて寝ないとね。
細かい話は端折りますが、要は痛いのは我慢しちゃダメなんだ。SOS出してるから痛いんだな。
さて、この日の泊まりはうちらのプチプチ丸鍋会ともうひと組のみ。

某出版社のお偉いさんトリオがいらっしゃってまして、この方々達がまたとても優しい良い方達で。
楽しかったです。ありがとうございました。
うちらはプチプチ丸鍋会ですので、自炊(というか持ち込みだな、こりゃ)ざんす。

スパイス茹で豚カイワレ添え、春雨のアジアンサラダ、燻製チーズ、秋鮭のマリネ、

スパイス茹で豚カイワレ添え、春雨のアジアンサラダ、燻製チーズ、秋鮭のマリネ、
タコのオリーブオイル和え、梅セロリ、ホタテクリームチーズとスモークレバーとバゲット、
他にも朝に、ジャーサラダ、フルーツ、中田の梅干、釜揚げしらす、鶏中華スープ、
キュウリお新香、根曲がりダケの味噌汁、とかとか!!
このメンバーが集まると必然的に美味しいものも集まるのが楽しいんだよね~♪
只木さんからも美味しい差し入れ!

季節のフルーツを盛り込んだ丸川サラダ!
このメンバーが集まると必然的に美味しいものも集まるのが楽しいんだよね~♪
只木さんからも美味しい差し入れ!

季節のフルーツを盛り込んだ丸川サラダ!
美味しかった~♪
タンタンタンタン誕生日~!メンバーのひとりが誕生日!おめでとねー!

ホールケーキ担いできてくれた、うさ姉、お疲れ様でした!
翌朝、炊きます炊きます!もちろん丸鍋で白米!!ちなみに6人で3合くらいで足りちゃったね~。

色々小屋を出るまでにも只木さんとスエザワ旦那さんにはお世話になりなりで、
タンタンタンタン誕生日~!メンバーのひとりが誕生日!おめでとねー!

ホールケーキ担いできてくれた、うさ姉、お疲れ様でした!
翌朝、炊きます炊きます!もちろん丸鍋で白米!!ちなみに6人で3合くらいで足りちゃったね~。

色々小屋を出るまでにも只木さんとスエザワ旦那さんにはお世話になりなりで、
帰りに需要があれば私も柳沢峠へ同行したのですが、
小屋主只木さんとスエザワ旦那さんが皆とご一緒して降りて下さるとのことでしたので、
上日川に車を置いている私は、やはりそのまま別ルートで帰ることに。
噎せ返る霧に包まれながら丸川峠から嶺に向かいます。

苔と自然林の森は霧がよく似合う。
噎せ返る霧に包まれながら丸川峠から嶺に向かいます。

苔と自然林の森は霧がよく似合う。

静かですれ違う人もほとんどいない
一人で歩く霧の山中
貴重な時間
.
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んが!嶺に着いたらすげぇ人だかりだがや!(笑)

まぁ、こっからは王道コースだし、日曜だし、そりゃぁもうさ、さっきの静けさは何だった?状態である。

足早に歩を進め、稜線に歩き出してすぐだったか、やっと連絡が入った。
友人の無事下山。
ホッとした。
本当にホッとした。
本当にホッとした。
下で蕎麦食って帰ろう。風呂も入っちゃおう!
介山荘が見えてきた。

人は多いけど、やっぱりこの大菩薩の稜線は気持ちええのう。
友人の無事下山を聞いたら尚気持ちよさ倍増!

人は多いけど、やっぱりこの大菩薩の稜線は気持ちええのう。
友人の無事下山を聞いたら尚気持ちよさ倍増!

丸川荘からほぼほぼ休憩なしで歩いてきたのでちょいと休憩後下山
石丸峠経由もチラリ考えたけど天気もイマイチ、荷物もあるしね。
そうそう、お昼は蕎麦に間に合わなきゃいかんし(笑)
福ちゃん荘まで降りてきたら丸川荘で一緒だったおエライ様三名御一行様がいる。
そうそう、お昼は蕎麦に間に合わなきゃいかんし(笑)
福ちゃん荘まで降りてきたら丸川荘で一緒だったおエライ様三名御一行様がいる。
おエライ様なのでさすがセレブ!福ちゃん荘でタクシー待ちなの♪

ご挨拶して別れる。
上日川のロッジ長兵衛まで降りてきた!

お待ちかね!ウラベニホテイシメジのお蕎麦~♪

蕎麦編に続く・・・

ご挨拶して別れる。
上日川のロッジ長兵衛まで降りてきた!

お待ちかね!ウラベニホテイシメジのお蕎麦~♪

蕎麦編に続く・・・
大菩薩ロッジ長兵衛のキノコ蕎麦
子どもが出来てからの一人歩きって近場や丹沢あたりではたまに行きますが、
要はかれこれチョイ遠出おひとり様山行は実に16年ぶりに歩いてるわけでして、
元々一人で山歩くのは好きなんですが、本来の自分に戻ったような感じもするわけです。
今回は小屋では大好きな友人たちと過ごせて、それもまた楽しかったな♪

さて、大菩薩の紅葉ですが、今ちょうどかもしれません。
今週末あたりいかがでしょ♪