~ 今日のメインは男女倉山 ~
男女倉山(おめくらやま)より北アルプスを望む
霧ヶ峰のニッコウキスゲにまだ間に合いそう!
気分がちょっとナーバス気味のマコリ。
ガッツリ歩くのは控えたかったので、霧ヶ峰なら調子見ながら歩けますし、大好きなお花もいっぱい。
たくさんのキスゲちゃんに逢って元気をもらってこよう~♪
【 霧ヶ峰の山歩記 ・ 4回目 ・ 母子山行 】
今回はまだ歩いてないコースも含めて男女倉山(おめくらやま)を入れた大きい周回で歩いてみましょう。
霧ヶ峰、車山、シーズン中は大変人が多い大人気の山です。
車山に至っては、リフトで山頂まで来れるので観光客でごった返しも当たり前。
霧ヶ峰ハイクでは蝶々深山を必ず通るのが習わしなのか、蝶々深山も人が多い。
なので、車山から周るのではなく、八島湿原からの逆周回で歩けば
おそらく大半は静かな歩きになるはず!と、読みました。
早速車山肩でキスゲちゃんが出迎えてくれました
たくさん咲いていますがここ、肩のキスゲちゃんは鹿害で柵の中でしか咲いてません。
檻の中と外みたいでなんかちょっと悲しい気持ちもしなくもないわけですが、
たくさんのキスゲちゃんに逢えたから良いですかね^^
八島湿原へは一旦標高差200m程下って行きます。
このコースだと目の前に北アルプスを眺めながらの下りになるわけでこれはかなり贅沢!
車山肩からだと車山から歩く方が多いみたいで(昨年はウチもそのコース)道中結構他のハイカーもいらっしゃいます。
八島湿原方面は何故か誰も歩いて行かないので登山道はほぼ貸切♪
たま~に八島湿原から歩いてくるハイカー(ほんの2,3組)とすれ違うくらいです。
なので、この眺めを思う存分堪能~!!
お槍様♪
乗鞍
今日の山歩き、どこもいいなぁ。3000m近い所はちょっと風は強かったみたいですが、クリアな本日。
キスゲちゃんの後はヨツバヒヨドリだらけ!こんなに咲いていたらアサギマダラもたくさん来るんじゃない!?
四葉鵯(ヨツバヒヨドリ)
こっちから下るコース、気持ちいい~!
たまにポツンと咲いてるキスゲちゃん
ニッコウキスゲって最初、可愛らしい小さな黄色いのを勝手に想像しておりまして、
初めて東北の山で観た時はあんまり大きくてビックリして「可愛くない!」と思ったのです。
でももう慣れたみたい。(笑)
霧ヶ峰のキスゲちゃんはやや小ぶりかな?とも思いました。
あ~。この眺めが、「霧ヶ峰歩いてるんだなぁ~♪」感、ひしひし。
もんのすごいたくさん写真撮りながらのんびり歩いて下って沢渡まで来ました。
気温は徐々に上昇中~♪ 最初の行動食は冷やしたドライフルーツ!
ドライフルーツはパイナップル!
少しの酸味とモソモソしない食感が山ではいい感じです。さらに冷やせば旨さ倍増!
ドライフルーツ、お値段はおやつにしたらそこそこしますが、セブンシリーズならお手頃♪
沢渡からは平坦な道をしばし歩きます
鷲ヶ峰。穏やかな山容が好きです。
いつか登りたい山のひとつ。
八島湿原
八島湿原に入ると鹿柵がありますのでたくさんの花達が咲き誇ります。
またキスゲちゃん♪
花が咲き誇れば蜜をもらいにたくさんの生き物が集まって、それをいちいち見てるのも今日は楽しい^^
約一ヶ月ぶりの山ですから~♪
八島湿原から鎌ヶ池キャンプ場跡へ。
使っていない木造の建物が何棟かあり、広場では休憩可能です。このコースの中では唯一木陰のある休憩場所です。
鹿柵を抜けてトイレ(使用可)から分岐で蝶々深山か男女倉山に分かれます。
男女倉山への道は熊笹モワモワ。
その後こんな素敵な草原が広がります
そよそよしてたよ♪
草原の後はまたしばらくこんな感じの登山道
笹がかなり登山道を占拠し始めていますので、生足でない方が良いですね。
(生足二人組を引率中(笑))
背の低い木々が無くなったら男女倉山の山頂は近い。向こうには南アルプス。
先に歩いて到着していたタックンの自撮り画像!田中陽希さんか!?(笑)
ファンなので真似たらしい(笑)
日本百名山一筆書きの田中陽希さんHP
ひとり田中さんばりの自画撮りしていたタックンに遅れ、マコリも到着~。
お~♪The霧ヶ峰!
男女倉山山頂も貸切!湿原から山頂に来るまでの道も誰にも会わず静かに歩いてこれました。
霧ヶ峰にもこんな静かな空間があったのね~♪
しかもこの辺りの雰囲気は信州隠れ名山と勝手に私が呼んでいる二ツ山の雰囲気にも似ていて、
歩いていても本当に気持ちが良い。
ほんの少し先に見えるあの辺りを歩いても全然雰囲気違うのにねぇ。
山頂からの眺めがこれまたいい感じです♪
御嶽山
穂高と槍ヶ岳
槍ちゃんアップ!
中央アルプス
乗鞍
浅間
八ヶ岳はここからだと草原に見え隠れ。蓼科山。
南アルプス
直射日光はあるけれど、そよそよと吹く風が本当に気持ちの良い涼しい高原ハイク。
「男女倉山」と書いて「おめくらやま」と読みます。
珍しい山名。
和田峠の男女倉(おめくら)という地籍からこう呼ばれているそうです。
山頂標にもありますが別名はゼブラ山。
覚えやすいので子どもにはこちらの山名の方が記憶に残りそうですね。
朝ご飯の残りのカツサンドなんぞを頬張りながらのんびりと20分程休憩。
前日の夕飯はロースカツ。翌日の朝食用にと、トーストした6枚切り食パンに挟みカツサンドに。
今の時期は痛みが怖いので保冷剤バッチリ入れて持ってきましたが、
カツサンドは冷たくても美味しく食べれますね。
この時の休憩でも大人気でペロリと平らげた二人。
ソース味が食べやすいのかもね。
次回も前日の夕飯はカツかコロッケにしてサンドイッチにしてみよう。
さて行程はまだ3分の一程度!先へ進みましょう~♪
後編に続く!
夏の爽やか高原歩きは霧ヶ峰で!後編