~ さぁ!山頂へ!! ~
おっかにゃいトラバース道を乗り越え、辿り着いたは山頂ではなく山荘。
一泊したキキ親子は快晴の二日目、山頂を経由して広河原に下山します!
朝起きれば、素晴らしいぞな!この眺め!!
気分は最高ですが、さすが日本第二の高峰。道は甘くないんだな。
【 北岳の山歩記・登頂&下山編 】
北岳の山歩記その1は
コチラ
北岳の山歩記その2は
コチラ
北岳山荘すぐ上の稜線から見る仙丈。優雅な山容。
そして間ノ岳(あいのだけ)へ続く稜線の素晴らしいこと!
アルプってますよ。景色が!
振り向けば絶景なんですけど、ウチラは北岳を目指し、まだ朝日に陰る登山道を。
あのぅ・・・・・。(--;) 歩き出しから結構危ないんですけど・・・。
山荘から山頂まで標高差は300m
さすが3000m付近は息が切れます。ゆっくりゆっくり息を整えながら歩きます。
山荘から山頂まで、「ハイマツ帯を行く」と登山地図にはあります。
確かにハイマツ帯もありますけど、、、、
ハイマツ帯って・・・もうちっと歩きやすくてもいいんじゃないんでしょうか???
もう、先が思いやられるような険しさなんですけど(T▽T)
み、道、どこーーーー????
後半は、ぎゃひーん!な岩稜帯のトラバースが続きます。
まぁ、こんな感じのところもあります。(写真が撮れるだけ、まだ足場が良いということです)
とてもじゃないけど、撮れない箇所もあったことだけお伝えしておきますm(_ _)m
ちょっと振り返り。おどろどろしい岩だ。。。
マコリが登りの急な所では動機が早くなります。高所に慣れるまでにちょっとかかる様です。
たまに休憩も入れますが、なるべくゆっくり歩きながら呼吸を整えます。
なかなか長いですね。コースタイムでは1時間20分かかります。
八本歯コル分岐までやってきました。
昨日のトラバース道に比べたらお花は少なめですが、(というかトラバース道が凄すぎるんですけどね)
いたるところで咲き誇っています^^
↑端っこにコイワカガミが写ってました!!!^^
そろそろ、この振り返り景色も見納めでしょうか?
目に入るピークのどこが山頂なんだかよくわかりませんが、
人が多くなってきたので、多分ずいぶん近づいてきたんだと思います!
↑ここの鎖部、山頂寄りの一枚岩の上は子どもちょっと注意です。
もうすぐみたい!!
やったぁ♪着いた!!
長い長い、本当に長い1時間40分でした。
絶景と緊張を楽しんだ後の山頂は格別ですな♪
甲斐駒に仙丈は手に取るようにすぐそばに。
富士山は最初見えていたのですが、山頂に着く頃には霞んでしまいました。
あまり遠くの山々は霞みがちですが、それでもこの快晴に感謝の今日です!
天候と条件良かったから登頂できた以外のナニモノでもありません。
それでも、この二人の今回の北岳は今までの山行の集大成で歩けた事は間違いないと思いました。
まぁ、思いっきり運動神経の良い子で、ものすごく体力のある子は歩けるかもしれませんけど。
長時間の苦しい急登やガレ場、ザレ場、高度感、雪の急斜面、何もかもが今までの経験から。
本当によくがんばれたなぁ。って思います。
登りで使った雪渓が遥か下に見えます。
あの高度まで下がると思うと、気が萎えますが・・・。
頑張って下りましょう~~~~!
次回は下山編!続きます♪
【 北岳山荘~北岳山頂 】
5:37北岳山荘=6:51八本歯コル分岐=<1時間48分(1時間20分)>=7:25北岳山頂
北岳山荘から間の岳の絶景をバックに北岳山頂へは気の抜けない道が続きます。
大人なら慎重に歩けば問題ないのでしょうが、子連れでは胃が痛くなる箇所。
一歩間違えれば真面目に取り返しがつかないのでとにかく慎重に歩いていくしかありません。
歩かないで済むのなら歩きたくないんですが、
ここを通らないと山頂に行けないので神経使いながら歩きます。
2~3箇所、子連れだと本当にちょっとヤだなぁ。って箇所がありまして、
サポートしながら歩かせてます。
とにかく人が多くて、すれ違いや、こちらはユックリなので、
道を譲ったりする事が多く、えらい時間がかかってしまいました。
北岳の山歩記その1は
コチラ
北岳の山歩記その2は
コチラ
危険箇所を含みます。子どもの体力なども考慮して計画は慎重に♪
最終章の下山編は明日UPの予定です♪